試合に向けて実際にパッキングを行う際に、海外遠征用の持ち物リストがあると便利です。
単なる海外旅行用の持ち物リストは、ネットで検索すればいくらでも出て来ますが、柔術の海外遠征となると少し事情が異なってきます。
今回、私が苦労した反省点も含めて、将来の自分のためにも持ち物リストをまとめておきます。
完全保存版 柔術海外遠征用持ち物リスト
完全自分仕様ですので、各自アレンジしましょう。
これもあったほうが良いよ的なモノがあれば、ご意見ください。
柔術関連荷物
- 柔術着
- 帯
- テーピング
- マウスピース
- IDカード
- ラッシュ
この辺りは日本での試合とあまり変わりません。
必要なモノを持って行きましょう。
注意点は、スーツケースの中に柔術着を入れると荷物がそれだけで半分ぐらい埋まってしまうことでしょうか。
半分柔術着で埋まったスーツケースを見て、「ああ、これは単なる旅行じゃなくて、柔術の試合に行くんだなぁ」と海外遠征をリアルに感じつつも、荷物スペースが足りないという現実にぶち当たります。
既にここから海外遠征が始まっていたのです!
サイドポジションをとって脇挿枕で固めて動きを封じるが如く、荷物同士を密着させて、固めて小さくして、収納する必要があります。
衣類・小物
- 着替え
- 靴下
- 下着
- Tシャツ
- 短パン
- ウインドブレーカー
- 腹巻き
- サンダル
- めがね
- 帽子
- サングラス
飛行機・ホテル・会場はエアコンがキツイのでとても寒いです。
風邪でもひいたら大変です。真夏であっても調整出来る服は必ず持って行きましょう。
ウインドブレーカーがかさばらず、暖かいのでおすすめです。
そしてお腹が弱い人は常に腹巻きをしていましょう。
サンダルは、ホテルや試合会場で何かと便利です。かさばらないビーサンを1つ持って行きましょう。
また、帽子とサングラスは、昼間出歩くのに必要不可欠です。
燃えるような太陽光に直接当たるとそれだけで消耗しますし、目にも悪いです。
試合以外で消耗するのを避けるためにも忘れずに持って行きましょう。
洗面用具関連
- 化粧水・乳液
- リップクリーム
- 髭剃り
- 洗顔
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- コンタクトレンズ
アメリカは屋内外問わず空気が乾燥しています。
乾燥対策として、化粧水・乳液・リップクリームは必要不可欠です。
リップクリームが無いと唇にヒビが入って、流血騒ぎがおきます。
また、気の利かないホテルだと髭剃りと歯磨き粉がなかったりします。
今回宿泊したホテルもこれらがなくホテルで無駄に高いモノをかわされるはめになりました。
そんな所でストレスにならないように、持って行きましょう。
常備薬・サプリ関連
- 頭痛薬
- 胃薬
- 整腸剤
- 下痢止め
- ビタミン剤・サプリメント
- 目薬
- 日焼け止め
- 睡眠薬
普段愛用しているものを忘れずに持って行きましょう。
体調崩した時に助かります。
日焼け止めは、私のように肌が弱いとすぐに焼けて肌がヒリヒリするので、塗りましょう。
細かいですが、試合に向けたストレスを少しでも減らすためには必要です。
睡眠薬に関しては、今回をキッカケに試してみようかと思うようになりました。
とにかく時差ボケで眠れないのです。
試合の日は、朝の2時に目が覚めて、そこから寝られずに12時間後の試合を迎えました。
眠れないことが結構なストレスになります。
睡眠薬を人生ではじめてほしいと思いました。これに関しては、ある程度実験してフィットする薬を見つける必要がありますね。
通信機器・情報端末関連:
- 携帯電話(SIMフリーがベスト)
- iPadとかKindle等の電子書籍
- 携帯用充電器
- ノートPC
- ノートPC用電源コード
- ノート・筆記用具
- 旅行用変換プラグ
- 携帯用バッテリー
携帯は海外でもパケット料金を気にせずに通信出来るモノを用意しましょう。
ノートPCとiPadは主に飛行機の中で役に立ちます。
ノートと筆記用具は何かとあると便利です。
変換プラグは、アメリカであれば無くても大丈夫ですがアメリカ以外に行く場合は忘れずに持って行きましょう。
携帯用のバッテリーはあれば安心です。
試合の進行状況をチェックしたり、動画を撮影したりするとバッテリーが無くなりますので、予備バッテリーを持っていきましょう。
食品関連
- 米
- ウィダーインゼリー的なもの
- カロリーメイト的なもの
- 味噌汁
- お茶
- 小さなポット
今回一番失敗したのが食事でした。
反省を活かして、ムンジアル慣れしたエーゲン先生に頂いた情報を元に新たにリストに追加しました。
アメリカの食事が好きな人は特に何も用意しなくて大丈夫です。
私は、アメリカの食事が全くダメです。大してうまくないサンドイッチやバター全開のトーストやドレッシングぎとぎとのサラダに耐えられません。
あまりにも食べたいものがなさ過ぎて、スタバのカットフルーツとコンビニで買ったバナナとリンゴと水で凌いでいました。
日本を経つときに65kgだった体重が、帰国時に63.8kgに減るというまさかの試合終わって体重が減るという前代未聞事態がおきました。
ライトフェザー級に行けたんじゃないか疑惑がおきます。
また、試合会場でグラスコの松本さんに頂いたゼリー(日本製×2個)に本当に助けられました。
あれがなかったらオープンクラスに出られませんでしたね。(出ても負けちゃいましたが、、、)
↑ホテルの朝食セット。バター全開トーストにスクランブルエッグ・ベーコン・ポテトといういかにもアメリカンな朝食。これで20ドル!
その他
- リュック
- 耳栓
- パスポート
- 航空券
簡単なリュックがあると試合会場で便利です。
試合用の待ちスペースに呼ばれた際に、細々とした荷物を入れるのに使います。
1人で試合に臨む時は貴重品の管理も自分でやらなくてはならないので、重宝しますよ。
耳栓は飛行機であると便利です。
結論:食事と睡眠薬で失敗した
今回の失敗は食事と睡眠時間でした。
この反省は、次回の遠征に活かすべく記録に残しておきます。
また、今回はRimowaの31リットルの小型スーツケースを機内持ち込みで行きましたが、食料とポットを入れるともはや無理ですね。
ロストバゲージが嫌なので機内持込み派ですが、次回は大きめのスーツケースにする必要がありそうです。
皆さんも私の今回得られた地味なノウハウを活用し、良い海外遠征をお過ごしください。
試合編に続く。
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