スポンサーが欲しい柔術家・格闘家必見!スポンサー本人に話を聞いてきた

こんにちは、taikiです。
突然ですが、スポンサーいたらいいなぁとか思ったことはありませんか?

そんなスポンサーを探している方に、厳しくも温かいお言葉がこちら。

よく選手がSNSでスポンサー募集してるの見るけど、スポンサーのメリットとか自分が思い描いてるロードマップとか書いて魅了しないとただの土下座営業だよ。

引用元:某氏ツイート

これってホントその通り過ぎてぐうの音も出ないです。

私も遠い昔、投資ファンドで買う側の仕事をしていましたので、すごくよく分かります。

買うことのメリットを説明して、相手にその気になってもらうというプロセスはビジネスの世界では当たり前です。しかし、格闘技で生計を立てたいビジネス経験がない若者に、いきなりそれを求めるのはやっぱり酷です。

そんな柔術や格闘技にガチで打ち込んでいる皆様のお役に立てればと思い、スポンサーの獲得方法について今回は取り上げようと思います。

私は投資の世界にいたことがあるとは言え、アスリートは対象にしたことがありません。そんな私の話だけでは納得感が得られないので、ある企業でアスリートに対してスポンサードすることを生業にしているXさんをお招きして直接お話を聞いてみたいと思います。

Xさんの自己紹介

職歴:元広告会社、現在ある企業でアスリートへのスポンサードとマネジメントを担当
柔術:紫帯
年齢:マスター1
階級:まぁまぁ重い階級

今回は、会社の規定やその他諸々に伴う手続きを考慮した上で匿名にさせて頂きました。

スポンサーは何を考えているのか

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taiki

Xさん、こんにちは。

本日は、企業スポンサーとしてアスリートにスポンサードすることを仕事としているXさんをお招きして、柔術家や格闘家の皆さんがどうやってスポンサーを獲得していったらいいのかをテーマに語っていただこうと思います。

主に下記の2点についてお話を伺おうと思います。

  • スポンサーはどんな視点でアスリートを見ているのか
  • 柔術家・格闘家はどうやってスポンサーを募集するべきか

本日はよろしくお願いします!

こちらこそ、よろしくお願いします。

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Xさん

スポンサーはどんな視点でアスリートを見ているのか

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taiki

まず最初にXさんの経歴について簡単に教えてください。

もともとは広告会社で働いていて、現在はある企業でアスリートのスポンサーをやったり選手のマネジメントをされているとのことですが、広告会社時代は広告やスポーツ選手の協賛を売る側をご経験され、現在は企業でクライアントとして広告を買う側(お金を払う)を担当されたという理解であってますか?

はい。その通りです。

スポーツ選手のマネジメントの経験もありますので、アスリートとお金にまつわる仕事という貴重な経験をさせてもらってきました。

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Xさん

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taiki

ユニークな経歴ですね。

そんな経歴を踏まえてお伺いしたいのですが、企業から見るとどんなアスリートにスポンサードしたいと思うのでしょうか?

大きくは2種類あります。

  • これからの成長が見込める人
  • 成長して一定の地位を築いている人
  •  
    これから成長が見込める人は主に若い人です。

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    Xさん

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    taiki

    株式投資に例えると成長が見込めるベンチャー企業とある程度のステージまでいったユニクロみたいな大企業のイメージでしょうかね。

    ちなみに、柔術界で言うとこの選手みたいな具体例をあげることが出来たりしますか??

    具体的な個人名をあげるのはさすがに控えさせてください(笑)

    具体的なイメージとして今後の成長が期待出来る選手は、青帯や紫帯で若くて「そんなに強いのになんで青(紫)帯なんだ!?」と言われるような圧倒的な成績を残している選手ですね。十分可能性はあると思います。

    後者は、IBJJFの国際大会のみならず海外のプログラップリングの大会からも招聘されるような選手ですね。

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    Xさん

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    taiki

    それを聞いて、前者は、紫帯でムンジアル優勝、アジア優勝したイゴール選手、後者は三角絞め研究所にも登場頂いたYoutuber Tomoこと、橋本選手を勝手にイメージしました。

    他にも企業視点でスポンサードをする可能性のある選手はたくさんいると思いますが、こういう人をスポンサードしたいというポイントは何かあったりするのでしょうか?

    一言で言うと「スポンサーしている感」を持たせる人でしょうか。

    キッカケは「強さ」でも「独自の不遇な境遇」でも「実現したいこと」でもなんでも構いません。

    結局、企業スポンサーであっても担当者は人間なので、単純にこの人を応援したいと思わせることが大事です。

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    Xさん

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    taiki

    まずは企業スポンサー側の担当者がそのアスリートに共感し魅了されないことには何も始まらないという訳ですね。


    ↑このぐらい魅了することを目標にしましょう

    アスリートが持っているSNSでの発信力はどのように見るのでしょうか?スポンサードする前に気にしたりするのでしょうか?

    SNSでの発信力はアスリートと競技しだいです。

    極端な話をするとテニスの錦織選手にユニクロはサポートしていますが、SNSでの発信力はそこまで気にしていないと思われます。

    テニスの競技人口と試合の配信による視聴者数を考えると広告としては数値的には十分です。

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    Xさん

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    taiki

    露出量と広告効果という点では、とても納得感がありますね。


    これぐらいの知名度になってくるとSNSの発信力は問われません

    逆に競技人口が100人しかいない競技でも、インスタやツイッターでフォロワーが200万人いたら十分対象には入ってくると思われます。

    柔術に関して言えば、残念ながらまだマイナー競技ですので、強い選手よりもフォロワー数の多い柔術をやっているモデルさんの方が広告の観点からは取り組みやすいです。

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    Xさん

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    taiki

    スポンサードを企業側のビジネス的な視点で考えるとそうなっちゃうのは仕方ないですよね。この現状を打開するには、柔術の競技人口や柔術市場そのものをもっと大きくする必要があります。


    柔術界が大きくなれば自然とお金が流れ込むでしょう

    スポンサー募集方法

    やってはいけないスポンサー募集方法

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    taiki

    まだまだマイナー競技とは言え、柔術の競技人口は国内外問わず増加していると言われています。

    また総合格闘技ではコナー・マクレガーやロンダ・ラウジーのように大スター的な選手も出てきて既に大きな市場になっています。

    そんな可能性を秘めた柔術・格闘技界ですが、柔術家・格闘家の皆さんはどのようにスポンサーを募集すれば良いでしょうか?

    先程述べた2つのパターンの「これからの成長が見込める人」に関して言えば、

    「俺はこれが得意で、将来こうなりたい、だからこの分野でこういった形で力を貸してくれ」

    といった自分なりのストーリーを描いてほしいです。

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    Xさん

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    taiki

    自己プロデュースですね。


    「海賊王になる!」は分かりやすい自己プロデュース!

    そうです。

    具体的には、

    僕は柔術世界王者になりたいです。
    しかし、国内では同じ階級の練習相手があまりいません。
    海外で1年間練習したいので、向こうでの生活費として○○○万円のサポートをお願いします。

    みたいなストーリーは資金使途とその理由が明確なので、とても分かりやすいですね。

    必要な資金をブレイクダウンして、この部分をお願いしますといってくれるならスポンサー側も検討しやすくなります。

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    Xさん

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    taiki

    年間トレーニング・試合活動の必要経費:

    1. サプリメント 1万円×12ヶ月
    2. テーピングとか道着等 10万円/年
    3. 海外遠征費+出稽古 30万円×3回/年
    4. 食費 5万円×12ヶ月
    5. 国内道場費用 2万円×12ヶ月

    こんな感じで活動費用をこれぐらいブレイクダウンして、「御社には海外遠征と出稽古の費用分をサポート頂きたい」とお願いすると確かに相談するにしても具体的な話になって来ますし、この部分はあの企業のなら出してくれるかもしれないという見通しも立ちやすくなってきますね。


    こんな態度じゃ集まるモノも集まりませんよ

    はい、そのとおりです。
    逆に良くないのが、「今度試合に出るのでパンツスポンサーお願いします」といったフワッとした依頼です。

    それでも応援してくれる方はいると思いますが、いわゆるタニマチ(※)的な人だったり、ごく親しい人と無理なく出せる金額に限られちゃいます。

    もちろん、そういった方々のサポートは貴重ですし、最初は誰しもがそこから始まります。

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    Xさん


    タニマチ(谷町)とは
    相撲界の隠語で、ひいきにしてくれる客、または後援してくれる人、無償スポンサーのこと。

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    taiki

    最初は自己資金や身内の援助から始まるのはベンチャー企業みたいです。

    タニマチといってこんな人を想像してはいけません

    しかし、アスリートもステージが進んでもう少し大きな企業スポンサーを募集する際には、単純に「お願いしますっ!!」的な支援依頼は通りにくくなってきます。先程話した通り、資金使途を説明することが求められてきます。

    また、テレビ放送とか広告効果がある場合は数値でアピールしないといけません。

    例えば、RIZINに出るのであれば、視聴率から何万人ぐらいの視聴者の目に触れますと数字で議論出来るようにすることです。視聴率はネットで調べればすぐにわかるんですから、それぐらいは自分でやってアピールして頂かないと企業側としても動きが鈍くなってしまいます。

    この部分をやらないと相手の感情に訴えるだけの土下座営業になってしまいます。相手に真面目に検討してもらいたいのであれば、「これなら出してもいいか」と思わせる根拠をひねり出さないといけません。

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    Xさん

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    taiki

    ビジネスなんだからできるだけ数値で議論しようというのはわかる気がします。
    視聴率と広告効果であればきっとこんな感じで数値に落とし込んで議論出来ますよね。

    • 視聴率6.0%(RIZIN11 2018/7/29)
    • 1%あたり17万世帯→6%だと102万世帯
    • 平均世帯人数 2.47人、1視聴あたり半分の1.23人が視聴と仮定
    • 結論:123万人が放送を見る

    参考:Video Research厚労省

    ここから更に自分の試合がどれぐらいの時間放送されるか等の細かい議論はあります。
    とは言え、最低限地上波だったらどれぐらいの視聴者がいるか、ネット放送だったら再生回数はどれぐらいあるか等の数字は拾えますので、最低限これぐらいの数値は自分でも抑えておけってことなのでしょう。


    土下座は最後の切り札としてとっておきましょう

    スポンサーの話をする際に荒くてもいいので何かしらの数字を示すことは、柔術で言えばエビぐらいの基本動作と考えてほしいです。

    スポンサー企業の目線を少しでも理解してあげてください。

    それがチラッと見えるだけでもスポンサー企業側の担当者の印象が変わるはずです。

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    Xさん

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    taiki

    エビですか。。。だったらやらないといけませんね。

    ただその一方で、基本的にブレイクダウンして説明したり、何かを数字で議論することは、格闘技の技を分解して、その状況を言語化して説明するプロセスに似てるようにも思えます。

    本来、格闘技が得意な人は、慣れさえすれば出来るはず!

    なんだか分野は違えど似たようなことをトイカツさんも言ってたな。

    スポンサーと話す時に持っていて欲しいマインドセット

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    taiki

    スポンサー企業と話をする際に、柔術家や格闘家にどんな態度や想いをもって交渉に望んで欲しいといったマインド面では何かあったりしますか?

    支援するスポンサーと支援されるアスリートでは、どうしてもお金を出してもらうアスリートの方が立場的には弱くなってしまうと思います。

    だからといって、変にへりくだって真下から「お願いします!!」的にはなってほしくないです。

    ビジネスですので、「(対等なパートナーとして)一緒に歩んでいきましょう!」と思っていてほしいです。

    コナー・マクレガーだったら絶対に真下から行くことはないでしょう。ビジネスパートナーとして対等な存在として接っすると思います。

    実際の力関係を考えると厳しいかもしれませんが、将来的にリターンを返す可能性はあるし、コナー・マクレガーのようになる可能性はゼロではありません。

    スポンサードする側としても、アスリートには気持ちだけでもそうあってほしいと思います。

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    Xさん

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    taiki

    同じ方向を向いて歩んでいくのですから、上も下も関係なくて、対等な仲間な訳ですね。

    スポンサーは仲良しクラブじゃないガチの仲間!

    具体的な事例を見てみよう

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    taiki

    ここからは具体的な事例をあげて、スポンサー募集方法について考えて見たいと思います。

    私がツイッターを見ていてスポンサー募集をしている選手で気になった方がいたので、ピックアップした上で、どうすればもっと良くなるかを考えて見ていきましょう。

    最近露出が増えてきたとある総合格闘家のツイートを抜粋させて頂きました。

    この度試合するにあたり
    パンツスポンサー様を募集させていただきます。
    試合についての詳しい内容はまだ
    話せませんが生中継での放送があります。
    もしご興味のある方はDMか
    XXXXX@XXXXX.com
    までお願いします。
    X月X日までお待ちしております。

    もちろん話せない内容があるとは言え、もう少し情報がほしいなぁとこのツイートを見て思いました。

    いかがですか??

    スポンサーを募るのであればもう少し情報と数字が欲しいです。
    発表出来ないことはあると思いますが、生中継にしても自分のインスタライブなのかAbemaTVの生中継なのか、地上波生中継なのかではインパクトが大きく異なります。

    せめてどのあたりなのかを問題ない範囲で匂わせることはしていいのではないでしょうか。

    あとは、パンツスポンサー様だけじゃなくて、「僕はこういうことがしたいので、一緒に歩んで行きましょう」感があるといいですよね。

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    Xさん

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    taiki

    まさに、これまでに聞いてきた話に沿ったご指摘ですね。

    では、次はとある大きな大会に出場予定の選手。
    選手の関係者によるツイートです。

    この度、○○○のパンツスポンサーを募集いたします。○○○に挑む○○○をできる限りバックアップしたいと思います。懸命に努力をし続けていた○○○を間近で見ていたからこそ、○○○には勝利も、お金も、名誉も全て掴んで欲しいと思っています。応援いただける方は、僕にDMを下さい。宜しくお願いします!

    選手への想いは凄く伝わってくるのですが、見ていてもう少し具体的な情報がほしいなぁと感じました。

    ○○○にも出場するし、同じ階級には世界的にも有名な某選手というわかりやすい目標がいますし、世界王者になるというストーリーがしっくり来ます。

    せっかく大きなイベントでテレビ放送も期待出来るのであれば、広告効果の数字は入れやすいので、情報として含まれているともっと良いのではないでしょうか。

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    Xさん

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    taiki

    やはり基本は数字とストーリーですね。

    マスター世代の柔術家にスポンサーは付くのか?

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    taiki

    ここからは少し視点を変えて、シニアアスリートという切り口でお話を聞かせてください。

    柔術の世界ではワールドマスターのようにマスター世代の世界大会に参加されるシニアな方が増えてきました。

    今年のワールドマスターでは黒帯マスター6(55〜60歳)カテゴリで日本人の中嶋選手が世界王者に輝きました。本人は57歳で普通に仕事をされております。このようなシニアな方には企業がスポンサードする可能性はあるのでしょうか。


    昨年の茶帯に続き黒帯でも優勝した中嶋選手

    う~~~、その発想はなかったです(笑)

    ある意味、スポンサーに頭を下げてお願いすることが出来るって若い人の特権ですからねぇ。

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    Xさん

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    taiki

    逆にシニアアスリートに頭を下げてお願いされたら、頭下げられた側は断れないんじゃないですか?

    実際どうなるかはわからないですw
    ただ、中嶋選手が本当にスポンサーを必要としているか、どうかですよね。

    そんなに困っていないのであれば、スポンサー無しで自由に楽しんだほうが良い気がします(笑)

    とは言え、スポンサーを獲得するという視点で考えるとシニアの強みの1つに若者には無いネットワークがあると思います。
    そういった方であれば御本人よりも少し上の世代の経営者に直接アプローチしてみたら、広告メリットというよりも単純に応援したいという気持ちでサポートは貰えそうな気はしますよね。大人のタニマチ的な方は若者よりも集めやすいかもしれません。

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    Xさん

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    taiki

    若者は頭をさげてかわいがってもらうこと、逆にシニアは長年培ってきたネットワークが強みになるということですね。実は一般社会とまったく同じ構造のようです。


    年齢に関係なくこんな想いで送り出してくれる方はいらっしゃいます

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    taiki

    そろそろ最後になりますが、読者の柔術家や格闘家の皆さんにXさんからメッセージや告知はありますでしょうか?

    私は広告を売る方と買う方の両方の経験をしていますし、スポーツ選手のマネジメントも経験があります。
    柔術家や格闘家の方で、スポンサーをつけたい方やどうやったらいいかわからない方は、お気軽にお声掛けください。
    相談は今なら無料でお受けします。

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    Xさん

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    taiki

    今回、諸事情により匿名でご出演頂きましたので、相談がある方は三角絞め研究所宛にご連絡頂ければおつなぎ致します。
    ご連絡お待ちしております!

    Xさん、本日はありがとうございました。

    まとめ:土下座営業ダメ絶対!頭を使って相手のメリットを考えてからスポンサーに声をかけよう


    いかがでしたでしょうか??

    働き方改革とか副業解禁という言葉がいろんな所で謳われるようになり、個人の時代が来ていると言われています。
    これは言い換えると個人で自分自身の経営者として自立して自分自身を経営してくださいというメッセージなのではと日々感じております。

    今回のインタビューを通じて、格闘家においてもそういうマネジメントなりセルフプロデュースが求められる時代になってきたのだなぁと痛感しました。
    ビジネスの世界では数字で物事を考えて、Win-Winな関係を築くことは当たり前のこととされていますが、ビジネス経験のない格闘家がいきなりそれをやるのは大変です。

    しかし、ビジネスと言うと難しく聞こえてしまいますが、要は金儲けなので実際は難しく考える必要はありません。
    すべての人が日常的に経済活動はしているので下地は十分にあります。
    しかも格闘家の皆さんは複雑な技や対戦相手の分析をして、対策を練ることを日常的に行っています。同じことをビジネスでやれば十分通用するはずです。

    実現したい大きな夢がある方は、ぜひスポンサーの力を借りてその夢に向かって努力してみてください。
    その過程を含めて大きな経験になるはずです。

    以上「スポンサーが欲しい柔術家・格闘家必見!スポンサー本人に話を聞いてきた」でした。
    研究所からは以上です。

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