こんにちは、taikiです。
突然ですが、柔術のテクニックDVDとかオンライン教材って何か使っています??
私は、購入して満足しただけで満足してしまったDVD含めて大量に持っています。そもそも、三角絞め研究所も大量のブックマークにあったテクニック動画を整理したいという意図で作ったというのもあります。テクニック動画を見ていると「こ、これは!?」という出会いがよくあるのですが、そういう動画を見るとすぐに道場で試してみたくなりますよね?
しかしそのテクニックを試そうと思って道場に行ってみたものの、クラスに出てスパーリングをしたらそのテクニックを試すこと自体を忘れたり、技のディテールを実は覚えていなくて再現できなかったり、受け手の人に技をうまく伝えることが出来ずに再現できなかったりして、結局出来なかったことは誰しもが経験あると思います。
今回は、そうならない為の方法を見つけましたので、皆さんのお役にたてばと思い、記事にまとめることにしました。
テクニック動画やオンライン教材がうまく活用しきれない2つの理由
うまく活用できない理由は大きくは2つあると考えています。
技のイメージが自分しかない(受け手は技を知らない)
テクニックDVDは1人で見ることが多いですよね?
1人で家で見て、1人でイメージを膨らまして、1人でスパーリングや試合で炸裂すること妄想します。
膨れ上がったイメージを持った状態の人とまったく前提知識のないまっさらな人が一緒に練習をしようとしたら、まずは前提知識のない人に情報をインプットすることからはじめないといけません。この工程を飛ばしてとりあえずやろうとすると意外と出来なかったりすることがあると思います。
逆に言えば、同じ動画を見て、同じイメージを共有している人との練習であれば、スムーズに進むのではないでしょうか
練習後の空いた時間にやろうとすると出来ないことが多い
1人で膨らましたイメージを道場に持ち込んで、練習終了後に技の研究をやろうと考える方は多いと思います。
しかし、練習終了後だとスパーリングで疲れちゃったり、スパー中に別の課題が出てきたり、他の人から技について聞かれたりするとなんだかんだで時間が経ってしまい、タイミングを逃してしまいます。
こんな経験ありますよね?
テクニック動画やオンライン教材をうまく活用する方法
要は、上で述べた理由を全部潰してしまえば良いのです。
練習仲間と同じ動画を見て事前に何をやるかすり合わせる
練習する技が決まったら、それを一緒にやってくれる人を探しましょう。まずはここからです。
その人が見つかったら、事前に練習したい技を共有します。
Youtubeで見つけた技であればリンクをシェアするだけで良いのですが、DVDやオンライン教材だとやっかいです。
それらをネタとして使いたい場合は、DVDをお互いに購入して持っている状態、オンライン教材であればお互い会員登録している状態を作りましょう。お互いにお金をだしてDVDの購入だったり、オンラインの課金を済ませた状態であれば、「課金した状態」×「サボると練習相手に悪いのでサボらない」という2つのインセンティブが働きます。この状態は柔術で言えば、自分に有利なガードポジションのセットアップが完了した状態でしょうか。
練習したい共通の技のイメージを膨らませた2人が道場で目的を持って会う、、、事前準備は完了です。
打ち込みの時間を決めて習慣にしてしまう
「練習後にやろう」といったフワッとした時間設定だとウヤムヤになることが多いので、「練習前の18:30-19:00でやろう」と言った感じでカチッと決めてみましょう。また、練習が始まる前に早めに道場に行って、人が揃う前にヒッソリと練習をすると集中できるのでおすすめです。
フワッとしたなんとなくの時間よりも決められた30分のなかで効率良く練習する事が重要なのは皆さん既にお気付きですよね。
ちなみに俺の場合
過去にベリンボロマップに登場して頂いた三瓶先生ですが、昨年の10月頃から芝本先生のベリンボロDVDと金古先生のベリンボロDVDを各自家で見て、事前に「今週はコレとコレだな」的なやりとりをしていました。事前に動画を見て技のイメージがある状態で練習するとやはり違います。また、毎週金曜のクラス前に30分早く来てやろうと決めてしまいました。
技の事前学習と事前に決められた時間があると相手に迷惑をかけてはいけないという(オトナの)責任感もあり、真面目に取り組みます。そのおかげでベリンボロマップも開発出来て、技のコンセプトを自分たちなりに理解することが出来ました。
現在、メインとして研究しているのは50/50です。
50/50にあたっては、Art of Jiu-Jitsuのオンラインスクールに2人で入会しました。AOJのオンラインライブラリーの中に大量の動画があるので、メンデス兄弟の50/50縛りで、ピックアップしながらやっています。実はベリンボロマップ的な50/50マップも少しずつ作成していて、将来的にはベリンボロマップと50/50マップを自由自在に行き来出来るようになることを考えています。(多分実戦で使えるようになるまでに3年以上かかると思うけど)
せっかくなので、サンプルとして練習用の打ち合わせ資料をチラ見せしましょう。
1枚の資料に動画のリンクとテクニックの名前を入れているだけですが、このように形に残すと後々振り返ることが出来てとても便利です。
当たり前のように似たことを既にやられている方もいらっしゃるかもしれません。私は自分で試行錯誤した結果、事前準備と時間を決めることとやったことを振り返ることが出来るようにログを残すことが地味だけど大切ということがわかりました。
まとめ:練習仲間と同じ教材を見ながらやってみよう
見て満足、買って満足で終わりがちなDVDやオンライン教材ですが、ぜひ、打ち込みする相手と技と時間を事前に決めて取り組んでみてください。
その中で、メモを残して技を体系的に捉えると柔術が面白くなります。(試合でその技を使いこなして、強くなるかどうかはまた別ですが、、)
少なくとも楽しい柔術が更に楽しくなるので、オススメです。
以上「絶対に挫折しない柔術オンライントレーニング活用法」でした。
オマケ:俺が知っているオンラインスクール
参考までに私が知っていて、利用者が比較的多いオンラインスクールを掲載しておきます。
他にもたくさんあると思いますが、自分の好きなのを見つけてください。
トライフォースはパッケージ作品は幾つか購入しましたが、毎月課金されるオンラインモノはAOJしか入ってません。
コメント