こんにちは、taikiです。
先日、練習終了後にみんなで話している中で、「マイルを貯めて行くムンジアルの旅」という企画はどうかというアイデアが上がりました。
ネットでもつぶやくと意外とニーズがあるようなので、陸マイラーとして日々活動している私のノウハウも含めて海外遠征を軸にマイレージプランについて考えてみたいと思います。
海外遠征に必要なマイルを知る
まずはムンジアルにマイルで行くための必要なマイル数を抑えましょう。
結論から言うと50,000マイルです。
ちなみにビジネスクラスで行こうとすると85,000マイルになります。
次にこのマイルを貯めるのはどれぐらいの道のりなのかを見ていきましょう。
日常生活でマイルは年間どれぐらい貯まるのか
柔術をやっていれば柔術費、普通に生きていれば生活費がかかります。その費用の大半はクレジットカードで支払えます。クレジットカードで支払可能な項目をかき集めるといくらになって、何マイルぐらい集まるのかブレイクダウンして考えてみましょう。
柔術費
柔術費: 191,000円
- 試合出場費 39,000円
隔月で試合に出場と仮定 6,000円×6回+連盟登録料3,000円- 道着 20,000円
1年に1着購入と仮定- サプリ 30,000円
プロテイン10,000円(5kg)×2回、BCAAその他10,000円- 英語 72,000円
DMM英会話 6,000円×12ヶ月- オンライン教則動画 30,000円
2500円×12ヶ月 メンデスオンラインに加入と仮定
海外遠征したいと考えるからには、日常的に国内の試合に出て試合慣れしておいたほうが良いでしょう。国内の試合でもビビるのにいきなり海外遠征ではさすがに準備不足です。2ヶ月に1回ぐらいのペースで試合に出場すると4万円近く掛かります。(意外とたかい、、、)
また、道着やサプリといった消耗品もザックリと年間5万円、DVDやオンライン教則動画で3万円ぐらいかかるでしょうか。
さらに柔術費かどうかは別にして、英語は勉強しておいて損はありません。この際、一緒に勉強しちゃいましょう。DMM英会話が便利です。
ちなみに、道場の月謝が入っていませんが、クレジットカードでの支払に対応していない場合がほとんどだと思われるので除外しています。
生活費
生活費: 1,889,200円
- 水道光熱費 198,000円
電気8,000円、ガス5,000円、水道3,500円×12ヶ月と仮定- 通信料 108,000円
携帯2,000円(SIMフリー)、固定電話2,000円、インターネット5,000円×12ヶ月- 図書費 60,000円
書籍系のお買い物 5,000円×12ヶ月- 美容院 43,200円
5,400円×8回 1.5ヶ月に1回ペース- 交際費 360,000円
30,000円×12ヶ月と仮定- 衣服 200,000円
スーツ、私服、下着、靴、カバン等の小物含む- 食費 480,000円
40,000円×12ヶ月 2人で4万円/月と仮定- 交通費 240,000円
20,000円×12ヶ月 スイカへのチャージからザックリ仮置き- 旅行 200,000円
10万円×2人分と仮定
SIMフリー携帯を使っている辺りにリアリティーを感じてください(笑)
お金がないと言っている人でまだソフトバンクとか使っている人がいたら直ちに変えましょう。月2,000円程度に通信料を抑えられます。
オッサンかつ自営業であるワタクシは、若い人から見たらやや消費額が多い部分もあるかと思います。(働いているんだから許してね)
結論:2-3年で50,000マイルは貯まる
個人差はあれど、普通に働く社会人であれば年間のクレジットカードの決済額は100万円を超えるでしょう。今回のケースであれば、総合計2,080,200円であり、マイルへの還元率が1%とすると年間20,802マイルです。
さらに仕事の出張で飛行機を使えば当然航空券のマイルが貯まるし、経費の立替でもマイルが貯まることでしょう。
このペースでいけば、出張が多い人は1-2年、消費マイル中心の人は2-3年で50,000マイルは貯まることになります。思ったより早いですね。
真面目に練習を続けていれば、次の帯になる頃には海外遠征用のマイルが溜まっている訳です。
もちろん、マイルがたくさんもらえる店舗や方法は他にもあるでしょう。
ここでは紹介しきれないので、細かいノウハウは専門のサイトにおまかせします。興味ある方はご自分でお調べください。
ちなみに、このマイルを集めることは難しいことではありません。
クレジットカードを作って、支払をそのカードに一本化するだけです。やったか、やらないかだけの話ですので、ウダウダ言わずにさっさとやりましょう。
どのクレジットカードがいいのか
ザックリ言ってしまえば、ANAカード派かJALカード派で大きく分かれます。
その上で、ゴールドカードかノーマルカードかは、年会費とマイルへの変換効率を考えて各自選んでください。ちなみに、私はANAカード派であり、マイルへの変換に費用がかからないゴールドカードを使っています。
ここで注意!
マイルを貯めてムンジアルに行くことに絞るのであれば、楽天カードやイオンカードの誘惑に負けてはいけません。
カードの事を調べると楽天カードが物凄く使える的な情報は溢れていると思います。楽天で買い物を頻繁にする人はその通りでしょう。
今回のテーマは、マイルを貯めて海外遠征をすることです。
ベリンボロが出来るようになりたいのであれば、ベリンボロの打ち込みをするのと同じで、航空券の為のマイルがほしいのであれば、航空券の為のマイルが貯まるカードを持ちましょう。
まとめ:金も時間もマイルも自分で作るもの!
今回マイルの話を取り上げたのは、冒頭でも述べたように練習仲間のアイデアですが、それ以外にも橋本欽也さんのこちらのツイートの影響もあったりします。
よく海外の大会に出てみたいけどカネがない!って言う人いるけど、月に1万でも貯金してけば年に1回ぐらいは海外大会に出れると思います。月に1万も貯金する余裕ない!っていうなら大会バイトしてみては?東京なら毎月なんかしらの大会あります。大会バイトはカネになるし勉強にもなるし一石二鳥。
— KinyaBJJ (@KinyaBJJ) 2018年2月17日
とにかくカネない!時間ない!ってのはただの言い訳。その気になればなんとかなる場合がほとんど。カネも時間も作るもの。これだけは間違いない。
— KinyaBJJ (@KinyaBJJ) 2018年2月17日
カネも時間も自分で作るモノと言うのは、本当にその通りだと思います。マイル(≒カネ)だってこうやって作り出すことが出来ます。
目的を明確にして、地味にコツコツと積み上げるだけです。
無いものをどうやって作るのかを考えて、試して、積み上げる、、、、これってまさに柔術そのものです。
青帯や紫帯になるのに道場通いをして、練習して、技の研究をして、試合に出て、課題を修正してというのを数年間続けてこれた人ならお金や時間を作り出すことなんてちょっとガンバレば出来るはずです。
こうやって試行錯誤して小さな事を積み上げることこそが、大きな事を成し遂げる為に必要なことであり、自分の人生を豊かにすることではないでしょうか。
特別難しいことは1つもないので、ぜひマイルを貯めてムンジアルやワールドマスターといった世界大会に遠征しましょう!
以上「マイレージをコツコツ貯めて行くワールドマスター・ムンジアルの旅」でした。
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