サッカーワールドカップを柔術視点で見た話

こんにちは、taikiです。

サッカーのワールドカップ見ました?
ベスト16で負けてしまいましたが、ドイツ、スペインに勝つという快挙を成し遂げて、アツいものがこみ上げてきました。
サッカーは素人ですが、素人がここまで見て楽しめるぐらい分かりやすいスポーツってスゴイですよね。

その分かりやすいスポーツであっても、私はどうしても柔術的な視点でサッカーを見がちだなぁと思うことがありましたので、まとめておきたいと思います。

サッカーは無差別級

日本代表選手一覧で年齢、身長、体重が表示されているリストがありました。それを見ていて、気になったのこちらの3名。

  • 吉田麻也 189cm,87kg
  • 冨安健洋 187cm,84kg
  • 遠藤航 178cm,76kg

出所:スポニチ Annex

吉田選手と冨安選手はディフェンダーの選手ですね。

柔術で言えば、ミディアムヘビー級、選手で言うとイゴール田辺選手ぐらいでしょう。

で、でかい、、、

そして、デュエル王ことボランチの遠藤航選手は、178cm,76kgとライト級です。

きっと体脂肪率も一桁でしょう。(ちなみに私は180cm、68kgのフェザー級、体脂肪率は13%ぐらい)

道場で自分よりも重たい階級の方とスパーリングしたときにそもそもフィジカルが違うって感じたことありますよね?

ボールの競り合いや身体の入れ合いになったときに、そういうフィジカルなんだろうなぁと実感を持って、勝手にわかった気になりました。

サッカーって無差別級なんだから同じ技術であればデカイ方が強いという要素もあるんでしょうね。

トップ選手は競技人口を増やすことを意識している

キャプテンの吉田麻也選手のインタビューでこんなことを仰っていました。

多くの子供たちがこの試合を見て、サッカーに夢を馳せてときめいて、またサッカー選手になりたいという子供たちが増えて、その子供たちがいずれW杯に出て、この壁を破ってくれることを期待しています

自分が活躍すること以上に、サッカーの未来を意識している発言ですね。

トップ選手になると見えている景色が業界の将来になって、いかに未来につなげるかという視点で物事を考えるのでしょう。

科学技術ようのにサッカーや柔術も時や人を超えて継承されていくものですので、こういった高い視点は見習いたいですね。

サッカーとはストレスを売っている?

「サッカークラブはストレスを売っている」という有名な言葉をご存知でしょうか?

サッカーの90分のうち、得点シーンなんて一瞬で点が入らずにイライラする時間帯がほとんどです。ただ、そのストレスから開放された一瞬を味わうために多くの人が見ているといっても過言ではないでしょう。

柔術でもそんな試合展開ありますよね?圧勝した試合よりも接戦を制した試合の方が応援している側も喜びますよね?

そういう意味では、柔術も知らない人から見たら何をやっているのかよくわからないモニョモニョした攻防も悪くないなと思えてきました。

終わりに


柔術とはまったく関係のなさそうなサッカーを柔術的な視点で見るとまた違った面白さがあります。

何事もなんとなく見て、「面白かった」で終わらせるのではなく、いろんな角度からこねくり回して楽しめる視点があるといいですね。

柔術はそういう示唆に富んだ競技だなぁとサッカーを通じて改めて実感しました。

以上「サッカーワールドカップを柔術視点で見た話」でした。

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