こんにちは、taikiです。
少し前のことになりますが、橋本選手とツイッターでこんなやり取りがありました。
たくさんの人に選手としての僕を分析してもらってどうすればトップになれるか考えて欲しい。
— Tomoyuki (@tomohashi_) 2018年6月21日
そっちもお願いします。そっちは完全に白帯なので( ͡° ͜ʖ ͡°) https://t.co/N4aDuV5xS2
— Tomoyuki (@tomohashi_) 2018年6月22日
本人に言われたら、やるしかありません。
途中まで考えて記事も半分ぐらい書いてあったのですが、イマイチ内容が納得いかなくて立ち消えかけていました。意気込んでラペラ系の技をやってみたものの、あまり合わなくてしばらく放置しておいた的な感じでしょうか(笑)
しかし、お盆休みに少し時間がとれたので、再考して整理して、これならいいかなぁというレベルになったのでリリースしようと思います。
Tomo BJJ channelブレイクダウン
ということで、今回はジワジワ来るコンテンツで柔術マニアの間に浸透してきた橋本知之選手のYoutubeチャンネル「Tomo BJJ channel」について考えて行きましょう。
再生回数から読み解く視聴者が望んでいるコンテンツ
Tomo BJJ channelではこれまでに45本(2018年8月14日現在)の動画コンテンツを提供しています。
内容は橋本選手の試合の本人解説だったり、テクニック動画といったピュアBJJ系コンテンツから、オススメの漫画や映画の感想や料理動画といった非BJJ系コンテンツと多岐にわたります。
これらの動画をザックリと下記の3つにカテゴリ分けしてみました。
- BJJ系:試合・テクニック解説
- 準BJJ系:減量方法やクインテッド予想等
- 非BJJ系:漫画・映画・食事等
この3つのカテゴリごとに再生回数を分析してみるとこのようになっております。
ローデータが見たい方はこちらをどうぞ
BJJ系がもっとも平均再生回数が多く、非BJJ系のコンテンツが少ないという結論です。
これは、視聴者の皆さんが試合や柔術のテクニックについてトップ選手の視点で解説を欲しているという表れでしょうか。
逆に言えば、非BJJ系のコンテンツはイマイチ期待されていない?(涙、、、私は好きですけど!!)
この結果を踏まえて、視聴者が見たいと考えているコンテンツ(試合・テクニック解説)に力を入れるか、それとも橋本選手が自分が好きなネタとしての非BJJネタを追求するのかは、考え方しだいです。
とは言え、ある程度数字がとれないことにはモチベーションが続きませんので、まずはBJJ系コンテンツを投下しつつ、たまに試行錯誤の一環として非BJJコンテンツを投下するぐらいがちょうど良いのではないでしょうか?
勝手に考えるファン獲得ロードマップ
ちなみに私はTomo BJJ channelにはGracie Breakdownを超えるような柔術Youtubeチャンネルになってほしいなぁと考えています。
しかし、いきなりトップYoutuberにはなれません。
柔術黒帯への道もエビから始まるように、トップYoutuberへの道もコンテンツをコツコツと積み上げて試行錯誤することから始まります。
そんなトップYoutuberへのロードマップを対象とする視聴者を基準に勝手に考えました。
まずは、視聴者をシンプルに4つに分類して考えましょう。
「柔術をやっている・やっていない」という軸と「橋本選手を知っている・知らない」という軸で4つに区切ります。
現在の視聴者の中心は、①のセグメントで「橋本選手を知っている」「柔術をやっている」柔術ガチ層の皆様でしょう。まずは、柔術ガチ層を熱狂させることを考えます。
次に考えるのは②のセグメントである「橋本選手を知らない」「柔術をやっている」柔術ライト層の人達です。
柔術をやっている人で橋本選手及びTomo BJJ channelを知らない人はいない状態を目指します。
柔術ガチ層だけでなく、柔術を緩く楽しくやっているライト層にアピールするようなコンテンツを提供していきます。
柔術ライト層もほぼ知っている状態まで持って来ると、Tomo BJJ channelにスポンサー(もしくは所属道場によるサポート)が付いて、コンテンツ作成にお金がかけられるようになるのではないでしょうか。
そうなると③のセグメントである柔術をやっていないけど橋本選手のことを知っているファン層(?)を狙ったコンテンツを投下する余力が出てくると思われます。
ちなみに、最後に柔術をやっていなくて、橋本選手を知らない④のセグメントに関しては、この部分は最初から捨てます。
世の中の全員に好かれることは無理なので、諦めちゃえばいいのです。
こんなロードマップで柔術マニア層から少しずつファンを拡大していってはどうでしょうか。
まとめ:まずは柔術ネタにフォーカスして身近な人を熱狂させよう
柔術がイキナリ黒帯になれないのと同じで、Youtuberもコツコツと積み上げるしかありません。どこかで壁を突破してブレイクすることはあるかもしれませんが、コツコツ積み上げられない人にブレイクはやって来ません。
少なくとも柔術黒帯の皆さんは、それが柔術では出来た人達です。
黒帯になるまでの努力が出来るのであれば、Youtuberとして黒帯を目指すことが出来ないはずがありません。(むしろ黒帯の方が大変?)
橋本選手にはムンジアル王者を目指しつつ、柔術Youtuber王者も目指してほしいです。
可能であれば、「柔術家 橋本知之」ではなく、「駆け出しYoutuber 橋本知之」として直接話を聞いてみたいですね。
橋本選手!!ぜひ、三角絞め研究所でYoutuberとしての想いを語ってください〜
以上「Youtubeの”Tomo BJJ channel”について勝手に戦略的に考えた話」でした。
研究所からは以上です。
追記:
橋本選手からこんな返信来ました。
こ、これは、、、、乞うご期待!!
勉強になったし面白い内容だった!
僕は全然語るのオッケーです^ – ^ https://t.co/ioMtqrTxrJ— Tomoyuki (@tomohashi_) 2018年8月16日
追記2
実際に橋本さんにご登場頂きました。こちらも合わせて読むと何を考えて動画配信を行っているか理解できますよ。
コメント
[…] 先日のYoutuberの記事を読んだ多くの方から、「橋本選手のインタビューやるんですか??出来るんですか??」と問い合わせがありました。 私も直接お話を聞いてみたかったのと皆さんからのニーズもあったので、橋本選手に思い切って取材依頼をしたところ快諾頂きました! […]