こんにちは、taikiです。
アジア柔術選手権に出場した選手・関係者の皆様、お疲れ様でした。
今回のアジア柔術選手権は、私は欠席させて頂きましたが、三角絞め研究所の筆頭研究員の安藤さんが参加しました。その安藤さんがやってくれました。勝っただけでなく、見事にトライアングルチャンスを掴み三角絞めを2回極めるという快挙をやってのけました!
そんな安藤選手の試合を振り返ってみましょう。
(ヒロユキさん、平井さん、画像と動画をお借りしました)
準決勝
2:55あたりです。前のめりになった相手を三角に入れて、腕を流して頭を引いてキッチリと一本とってみせました。見事!
欲を言えば、前に乗ってきた相手に対して巴投げか横返しのスイープを混ぜるともっと三角に入れやすくなりますね。
決勝
まさかの三角絞め研究所の刻印を持つもの(パッチ)同士の対決です。
トライアングルチャンス1回目
2:15あたりです。三角に入れてから頭を引くことと、腕を流すことをやっているのですが、この2つの優先順位を間違えてしまったので、逃してしまいました。頭を引いて閉じ込めるのが先ですね。
「腕を流すことなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。」
と昔、三角絞めの達人が言っていたらしいです。
腕は後からでも流せるし、流れなくても相手は三角の中にいるだけで消耗するので、とにかく頭を引きましょう。三角に入れて頭を引けば三角絞めは80%完成です。
ちなみに80%の状態でア・バオア・クー戦でジオングは活躍しました。この話は関係ないか。
トライアングルチャンス2回目
3:20あたりです。このカメラアングルだと足の状態がよく見えないのですが、相手の頭が下がったところを見事に三角絞めで捉えています。その後、頭をキッチリ引いていますね。
優勝おめでとうございます。対戦相手の平井選手には、対策を別途お教えします。
近い将来、トライアングルチャンスからの青帯を掴んだ男になってワールドマスターに一緒に参戦しましょう!
まとめ:三角絞めは特別な技じゃないのでみんなもチャレンジしてみよう!
三角絞めに関して、使ったことがない人や難易度が高いと思っている方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。見た目がハデで難易度が高いようにみえるかもしれませんが、実際にやってみるとそうでもありません。
安藤選手も動画をみたり、私と道場で試行錯誤しながら形を作っていきました。4ヶ月前にはトライアングルチャンスを逃した男でしたが、修正を重ねてトライアングルチャンスを掴んだ男になりました。
ぜひ三角絞めにチャレンジして、身近に感じてみてください!
以上、トライアングルチャンスを掴んだ男でした!
追記:
安藤選手、平井選手ともに青帯に昇格になりました。
おめでとうございます。
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