こんにちは、taikiです。
当サイトは柔術の試合でも使えるテクニック動画を紹介する事をコンセプトとして運営してきました(柔術エッセイはオマケ)。その上で、テクニック動画を紹介するだけではなく、実際に試合で紹介したテクニックを使って勝つ事を大事にしています。日頃のテクニック動画の紹介・解説を研究活動とすれば、試合は学会発表といったところでしょうか。
今回は、学会発表(ワールドマスター)で実際に使ったテクニックを動画付きで過去の記事と合わせて紹介させて頂きます。
三角絞め研究所の定番、変形クローズドガード
過去に何度か紹介しているド定番です。初戦と2戦目はもろにこれですね。このテクニックがいかに優れているかがわかります。
シンプルなのでホントオススメです。
試合でのシーンはこちら。初戦は3分40秒あたりから。相手の左袖をずっと掴んでいるのがポイントです。
2戦目では、35秒あたりからです。襟を持ちながらのスパイダーガード、金古選手が使うことで有名なエクストリームスパイダーガードです。そこから変形クローズドガードにいれています。
逆足のスパイダーガード
3試合目で逆足のスパイダーガードでパスガードをディフェンスしています。この逆足のスパイダーは、こちらの動画を参考に自分で試行錯誤した結果、ディフェンスの技として発展しました。
実際に試合で使っている所。逆足で相手の二の腕を蹴ることによってディフェンスをしています。相手のアタックが落ち着いたら足を入れ替えてこちらのアタックになります。順足でディフェンスしている際に、外された時に逆足でもう一回蹴ったりすると相手が驚きます。ディフェンスの技として便利です。
担ぎパスディフェンス
三角絞めにとっての脅威は担ぎパスです。担ぎディフェンスは何度か紹介していますが、今回使用したテクニックはこちらです。動画では相手が立って担ぎパスに来た場合を想定していますが、原理は同じです。私は腰を押しました。まったく同じディフェンスはライアン・ホールのDVDに収録されています。
審判が被ってしまって見にくいのですが、自分の手を相手の腰に当ててパスガードを防いでいます。防ぎきった所で、落ち着いて絞めに移行しました。
まとめ:Youtubeのテクニック動画は自分で試行錯誤するから面白い
いかがでしたでしょうか?
紹介したテクニック動画を実際に試合で使ってその効果を証明出来ましたね。もちろん、Youtube上には、見きれないほどのテクニック動画があって取捨選択する必要はありますが、自分にあったテクニック動画を見つけることが出来れば強くなれます。
ただ残念な事に動画を見ているだけではテクニックは身につきませんので、道場で試行錯誤して自分にあった形に修正してください。私はこの工程が面白く好きなのでYoutubeでネタを仕入れて道場で試してばかりいます。
ぜひ、三角絞め研究所で紹介したテクニック動画で使えそうなものがありましたら、積極的に試行錯誤して自分のモノにしてください。その際にはテクニックのディテールを共有してくれると嬉しいです。
Youtubeをみて強くなろう!
研究所からは以上です。
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